三国志の故事成語






  髀肉之嘆・・・劉備が劉表のもとで身を寄せているとき、劉備が長く馬に  
           乗らなかったため、脾肉(太ももの肉)が付いてしまった  
           のを嘆いたことから

              (意味・実力のある人が自分の力を発揮できないと嘆く
               こと)

        草廬三顧・・・・・いわゆる三顧の礼のこと。劉備が諸葛亮を味方に加えるため  
                 孔明の庵を三度もたずねたことから

                   (意味・身分の高い人が頭をさげて頼むこと)

      

       危急存亡之秋・出師の表で孔明での孔明の言葉。

                (意味・・大変危険であるということ)

       

       泣いて馬謖をきる・・第一次北伐で孔明が自分のよき後継者になると思っていた馬
                   謖を重要な兵糧移動拠点であった街亭で孔明の命に逆らって
                   大敗してしまったため、これを泣く泣く処刑したため。

                 (意味・・自分が好きなものでも何かあった場合には処理しなけれ
                 ばならない。)

      

       黄忠・・・・・・・・・・・・蜀の五虎将軍の一人であった黄忠は80歳近くなっても戦場に
                   でて数々の功をあげたことから 

                 (意味・・歳をとっても盛んである人(日本では使われていない)  
    

              白眉・・・・・・・・・・・・・馬良は5人の兄弟(一番下は馬謖)の四男でもっとも優れてい 
                   て、さらに眉が雪のように真っ白だったため。

                   ただ馬良についてははっきりと分かっていない。

                   (意味・・最も優れていること)

  

       饅頭(まんとう)・・・故事成語?一応書きます。

                  現在饅頭(まんじゅう)として親しまれているのは、孔明が作った
                  ものといわれています。ただし当時のものは漢字どうり牛馬の肉
                  を練った小麦粉でつつみ人間の頭の形でした。

                  これは孔明が南蛮から帰ってくるときに川が荒れていた。すると
                  南蛮王孟穫が川を穏やかにするには49人の首を川に納めると
                  いうので孔明がそれをやめさせるために考えたものだった。 



                  ただしいろいろ説があります。





     水魚の交わり・・・・・劉備が三顧の礼によって諸葛亮を味方につけたとき、劉備と孔明
                 の関係を劉備を魚、孔明を水に例えたことから。

                  (意味・大変仲が良いこと) 


              逃走する?